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エアバギーとはどういうブランドなの?

エアバギーは、株式会社GMPインターナショナルが開発した日本発のベビーカーブランドです。
株式会社GMPインターナショナルは、元々はアメリカの3輪ベビーカー「ベビージョガー」の日本代理店だったそうです。
アメリカ発のベビーカーよりも、もっと日本のライフスタイルにマッチしたベビーカーを作りたいという想いで、エアバギーブランドを誕生させました。

エアバギーはユーザーの声に応える形で商品開発を行っており、狭い日本の道でも走りやすく小回りが利くように設計されています。
また、ベビーカーにしては珍しくハンドブレーキが付いており、下り坂でもスピードを調節することができるのです。
赤ちゃんの安全性が第一に考えられた、赤ちゃんが心地良く眠れる乗り心地が嬉しいですね。
安全性と快適性、操作性を兼ね備えた、長く使い続けることができるベビーカーブランドがエアバギーです。

エアバギー
ココブレーキEX メランジデニム
66,960円(税込)

エアバギーの強みは妥協しないところ

エアバギーの強みは、こだわりに対して妥協しないところです。
エアバギーが他のメーカーと異なるのは、ベビーカーもひとつの車だと考えている点です。
ベビーカーとして必要な要素と車として必要な要素は違います。
実際に、ベビーカーとして重要視されることの多い軽さとコンパクトさを、エアバギーのベビーカーは持ち合わせていません。
しかしその代わり、車として必要な、乗り心地の良さ、走りやすさ、安全性には妥協することなくとことんこだわっています。
アスファルトの整った道だけでなく、砂利道やでこぼこ道でも安定して安全に快適に走ることができるのはエアバギーのベビーカーならではです。

悪路での振動を和らげるエアチューブタイヤと走りを安定させる低重心の3輪構造は、どのような道でも安定した走行を可能にしてくれます。
耐久性に優れたフレームが操作性をサポートし、速度コントロールできるハンドブレーキが、より安全を高めます。
他のメーカーのベビーカーとは違った観点で作られたエアバギーのベビーカーですが、その違いこそが、商品の強みになっています。

エアチューブタイヤへのこだわりが特徴

エアバギーのベビーカーのタイヤはパンクします。
ベビーカーのタイヤがパンクするなんて聞いたことがないかもしれませんね。
それは、ベビーカーの多くはプラスチックタイヤを採用しているからです。
プラスチックタイヤは、メンテナンスの必要がなくパンクの心配もありません。
パンクする可能性のあるエアチューブタイヤを採用しているエアバギーは特殊だと言えるでしょう。
エアチューブタイヤは、自動車や自転車のタイヤと同じ、中に空気が入ったタイヤのこと。
少しずつ空気が抜けていくため、パンクしなかったとしても定期的にメンテナンスが必要です。

デメリットが多そうに思えるエアチューブタイヤですが、走行の安定感はプラスチックタイヤよりも優れています。
エアバギーがメンテナンスの必要なエアチューブタイヤを敢えて使うのは、赤ちゃんの心地良さにつながるからです。
エアチューブタイヤは空気圧のクッション効果で、ちょっとした段差や悪路から伝わる衝撃を和らげてくれます。
衝撃吸収に優れたエアチューブタイヤは、段差もスムーズに乗り越えてベビーカーに乗った赤ちゃんの眠りを妨げません。
赤ちゃんがよく眠ってくれるというのも、エアチューブタイヤのメリットのひとつです。
軽い力で進んでくれるのも嬉しいポイントです。

エアバギーのベビーカーは3輪

エアバギーの特徴ともいえる3輪スタイル。
3輪のメリットは、何よりもその操作性の良さです。
前輪が1輪だけなので、前に進む力が伝わりやすく 直感的に操作できます。
ハンドルを進みたい方向に向けるだけで、スムーズな方向転換が可能です。
前輪タイヤは360度回転式で小回りが利き、狭い場所でも引っ掛かることなく通り抜けられそうです。
駅の改札の平均的な幅は55cm。
エアバギーのベビーカーの幅は53.5cmです。
高い操作性を実現した3輪スタイルで、改札もスムーズに通ることができます。
4輪ベビーカーにありがちな、急に方向転換できない、カーブで思った以上に膨らんでしまうといった気になる点。
それらをしっかりカバーできるのが3輪スタイルの魅力です。

これまでのノウハウを活かして設計されたフレームは、より歩きやすく快適に走行できる3角構造になっています。
前1輪後ろ2輪の3角構造は、ベビーカーが前に進もうとする力を損ないません。
さらに、前後と上下の重心バランスを取ることで、押す力を一点に集中させています。
そのため、片手で軽く押すだけでもスムーズな走行が可能となっています。
3角構造が前進する力を持続してくれるので、スムーズで軽快な押しやすさがずっと続いてくれるでしょう。

持って軽いより、押して軽いがいい。

エアバギーのベビーカーは持ち上げたときに決して軽くはありません。
9kgを超える重要は、軽量をうたうベビーカーに比べるとずいぶん重たく感じられるでしょう。
しかし、その重さは、フレームがしっかりと頑丈に作られているからこそなのです。
頑丈なアルミフレームの主要部分は、溶接でしっかりと連結されています。
溶接することで変形しにくくなったフレームは、耐久性がアップして長期間に渡って使用してもゆがんだりきしんだりすることがありません。
その耐久性の高さは、ベビーカーの中でもトップレベル。
ずっと快適な走行性能を維持してくれます。

赤ちゃんの安全を第一に考え、しっかりと頑丈に作られたベビーカー。
しかし、押して動かしたときには驚くほどに軽く感じられます。
耐久性だけでなく走行性も重視した3角構造の低重心フレームが、スムーズな動きをフォロー。
そして、長年の研究で導かれた重心バランスで、無理に力を加えなくても軽く制御できる操作性を実現しています。
持ち運びの軽さよりも、押して軽いという操作性の高さがエアバギーの魅力ですね。
また、径が大きいエアチューブタイヤは、振動が少なく道路状況に左右されないスムーズな走行を実現します。
そのため、道のでこぼこや段差にタイヤが取られてバランスを崩すことがありません。
常に両手でしっかり支える必要もなく、安心して使用できます。
タイヤ部分には自転車と同じベアリングを採用し、抵抗を可能な限り減らしています。
そのおかげで、車輪の回転による騒音を抑えられ、赤ちゃんにとっての乗り心地の良さも実現させています。

サステイナブルな1台を実現することが可能になる

ベビーカー安全規格のひとつに、欧州統一安全規格「EN1888-2」があります。
これは、世界で最も厳しいとされる安全規格です。
エアバギーは、2018年12月に改訂されたEN1888-2の新安全基準に、日本国内で唯一適合するベビーカーブランドです。
試験では、構造や材質のチェックの他、段差にぶつけて24時間走り続ける走行テストや、傾いた状態での荷重テストなどが行われます。
強度と安全性、耐久性、事故リスクなどが厳しく審査され、それらの高いハードルをクリアして初めて、EN1888-2適合だと言うことができるのです。

エアバギーの特徴のひとつに、ハンドブレーキがあります。
主要モデルにはKARASAWAと共同開発したブレーキパーツを採用し、坂道でのスピードコントロールを可能としました。
KARASAWAは自転車や車椅子のブレーキ開発を行う日本のブレーキパーツメーカー。
品質の高さに定評のあるメーカーです。
走行性に優れたベビーカーが安全に走行するためには、何かしら制御する機能が必要だとしてハンドブレーキを搭載し、より安全性に配慮されたベビーカーの完成となりました。
赤ちゃんの安全を第一に考えるエアバギーは、サポート体制も充実しています。
エアチューブタイヤの特性上、月に1度はタイヤの空気入れが必要です。
空気を入れる際に細かくベビーカーをチェックできるので、定期メンテナンスで故障を事前に防ぎましょう。
故障した際には、点検や一部有償でのメンテナンスなど細やかなサポート体制が整っています。
エアバギーは10年使用できるベビーカーを目指しており、1カ月に1度の定期メンテナンスと何かあった際に相談できるサポートデスクが、それを支えてくれます。

形を変えて長く使えるベビーカー

エアバギーのベビーカーは、新生児から使えるタイプと首が据わった生後3カ月から使えるタイプがあります。
生後3カ月からのタイプでも、別売りのベビーシートと組み合わせることで新生児からでも使用可能。
ベビーカーはどちらのタイプも4歳頃まで対応しています。
エアバギーのベビーカーは、4歳になって赤ちゃんを卒業した後も長く使うことができます。
別売りのドームコットと組み合わせると、小型~中型の動物を乗せられるペットカートに。
同じく別売りの、何にでも使えるマルチバスケットを装着すれば、ショッピングカートとしても活躍してくれます。
ショッピング以外にも、アウトドアシーンやランドリーバスケットとしてなど幅広く使えます。

さらに、新生児から使えるカーシートとドッキングすれば、赤ちゃんを寝かせたまま移動できます。
長時間移動するトラベルシーンに役立ちそうですね。
新生児から赤ちゃんを卒業する4歳頃までベビーカーとして使った後も、エアバギーのベビーカーにはまだまだ使い道があります。
丈夫な作りで10年使用を目指すベビーカーなので、そのときどきのライフスタイルに合わせて長くお付き合いしましょう。

エアバギー
ココプレミア フロムバース
81,000円(税込)

重要なのは1カ月に1度の空気入れ

エアバギーのベビーカーを使う際に、忘れてはならないのが1カ月に1度のタイヤの空気入れです。
エアバギーのベビーカーは、全てエアチューブタイヤが採用されています。
エアチューブタイヤは自転車と同じく中に空気が詰まっています。
その空気圧のクッションのおかげで、道路からの衝撃を和らげてスムーズな走行性を実現しています。
しかし、エアチューブタイヤは自転車と同じく、使っていなくても徐々に空気が抜けてしまいます。
タイヤの空気が減った状態で走行すると、タイヤトラブルの原因となるかもしれません。
1カ月を目安にしてタイヤの空気を確認しましょう。

空気圧が少ない状態だと、タイヤが地面に沈んだような状態になります。
指先で軽くタイヤを押した際に凹むようなら空気を入れる必要があります。
付属のエアポンプのホースの先をバルブに装着し、ホースをまっすぐにした状態で空気を入れましょう。
エアポンプを取り付けたり取り外したりする際に、シューと音がして空気が抜けていきますが、これはエアバギーでは米国式バルブを利用しているためです。
米国式バルブはエアポンプの取り付けや取り外しの際に空気が漏れやすい構造になっています。
しかし、通常使用時は空気漏れが日本式バルブよりも少ないのが特徴です。
エアポンプの取り付け、取り外しに時間が掛かっていると空気が抜けてしまうので、迅速に行いましょう。
定期的に空気を入れることで、パンクやバルブの沈没といったトラブルを防ぐことができます。
また、タイヤ以外に不具合がないか目を向けやすくなるため、故障を未然に防ぐこともできるでしょう。

エアバギーのベビーカーに対する巷の声は?

まずは「でこぼこ道でも、横断歩道の渡り終わりの段差でもつまずきません」という口コミ。
エアバギーのベビーカーは、自転車や自動車と同じ構造の大きめのタイヤです。
空気が入ったタイヤで段差も乗り越えやすく、歩くペースを崩すこともありません。
「フレームがしっかりしていて荷物がたくさんあっても、がたつかず歪まないので安心です」という口コミもありました。
耐久性の高い頑丈なフレームのエアバギーは、長く使うことができるベビーカーです。
その他、「デザインがおしゃれ。素材と色の種類も多いので、好みの1台が見つかります」という声もあります。
スタイリッシュな見た目もエアバギーの魅力。
おしゃれなベビーカーは使っているだけで楽しい気分になれそうです。

続いて、エアバギーのデメリットに触れた悪い口コミもいくつかご紹介します。
「片手では、大きくてたためないし重たくて運べない」という口コミでは、エアバギーの重たさがピックアップされています。
軽量でコンパクトなベビーカーが多い中、大きく重たいエアバギーは扱いづらいと感じることがあるのかもしれません。
「たたんでもサイズが大きめなので、バスや電車での移動には向かない」という口コミでも、大きさと重さがネックになっています。
しっかりとした重量感は、赤ちゃんの安全性にこだわったからこそ。
手で持つと重くても、片手で押せる軽い操作性は魅力です。
ベビーカーで長時間移動する機会が多い人にはエアバギーがおすすめです。
しかし、公共交通機関がメインの移動手段の人には、少し使いにくいかもしれませんね。

赤ちゃんの快適さを考えて選ぼう

ベビーカーを選ぶポイントはいくつかありますが、赤ちゃんの安全性と快適性を重視するのであれば、間違いなくエアバギーが第一候補になることでしょう。
ベビーカーとしての安全性と快適性、操作性は優れていますが、ベビーカー自体の持ち運びが難しいというデメリットがあります。
メリットとデメリットを理解した上で、購入を検討してみましょう。


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